2016年11月30日水曜日

山口組の2次団体「平井一家」の若頭で3次団体「三虎組」の組長(57)を覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕、豊橋市の組事務所を家宅捜索

山口組系組事務所を家宅捜索 愛知・豊橋市

2016/11/24(木) 12:00配信



愛知県警は、指定暴力団・山口組の2次団体「平井一家」の幹部を覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕し、24日、関係先として豊橋市の組事務所を家宅捜索しました。

愛知県警が家宅捜索したのは、豊橋市にある山口組2次団体「平井一家」の本部事務所です。

この事件は、今月21日、「平井一家」の若頭で3次団体「三虎組」の組長・薄葉秀樹容疑者(57)が、覚醒剤を使用した疑いで逮捕されたものです。

薄葉容疑者は、今月19日に無免許運転の疑いで逮捕されていて、尿検査で覚醒剤の反応が出たということです。

調べに対し、薄葉容疑者は容疑を否認していますが、警察は、容疑の裏付けや覚醒剤の入手先の特定を進める方針です。

参照元 : CBCテレビ









暴力団の元幹部がC型肝炎の新薬を病院からだまし取った事件で、警視庁は、山口組系暴力団事務所の捜索

C型肝炎新薬で詐欺 警視庁、山口組系暴力団事務所を捜索

2016/11/29(火) 8:26配信



C型肝炎の新薬を、病院からだまし取った事件で、警視庁は、山口組系暴力団事務所の捜索を行った。警視庁の捜査員が、28日午後2時ごろ捜索に入ったのは、東京・台東区にある、指定暴力団山口組系の事務所。

捜索は、11月22日、組の元幹部・桂川政幸容疑者(52)が、医療費が無料になる生活保護制度を悪用して、1錠6万円以上するC型肝炎の新薬を、病院からだまし取った疑いで逮捕されたことを受けたもの。 

桂川容疑者は、詐欺グループの主犯格とみられ、警視庁は、だまし取った金が暴力団の資金源になっていたとみて、調べを進めている。

参照元 : フジテレビ系(FNN)













2016年11月23日水曜日

暴力団からの離脱支援により組抜けした暴力団員が今年1~9月末に98人(前年同期比2人増)統計を取り始めた1992年以降過去最多

「統制の乱れ最大の要因」組員離脱最多ペース 1~9月末に98人 工藤会32人でトップ 福岡県警まとめ

2016/11/21(月) 11:00配信



福岡県警は18日、暴力団からの離脱支援により「組抜け」した暴力団員が今年1~9月末に98人(前年同期比2人増)となり、統計を取り始めた1992年以降過去最多のペースで推移していると発表した。この期間に就労した元組員は12人(同7人増)に上るという。

県警によると、離脱組員98人の内訳は、特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)が32人で最多。離脱者増加の背景について、県警幹部は「工藤会に対する頂上作戦で最高幹部らが逮捕されたことによる組織統制の乱れが最大の要因」としている。

就労した12人のうち8人を受け入れた計8社に対しては、今年4月に運用が始まった雇用給付金制度を適用。9月末までに計158万円を支給しており、各社は元組員の資格取得や新居の準備金に活用しているという。

県警に雇用協力を申し出た県内外の企業は9月末現在で203社となり、昨年(98社)から倍増。県外企業に就職した元組員は「5年後には独立し、自分が協力企業になることを目標にしている」と話しているという。

参照元 : 西日本新聞


元ヤクザが語るカタギに戻ることの難しさ 「個人では何もできない者もいる」

2015.10.08 ニュース

現在、分裂騒動で揺れる日本最大の暴力団組織・山口組。連日、週刊誌や夕刊紙を賑わす報道に対し、元ヤクザはどのような思いを抱いているのだろうか。

かつて広域暴力団二次団体に所属し、先日ポール・マッカートニーとの獄中でのエピソードを綴った『獄中で聴いたイエスタデイ』(鉄人社)を刊行した瀧島祐介氏に、近年のヤクザを巡る報道、現代でカタギとして生きていくことの困難さを聞いた。

◆シャバに出てきて釜ヶ崎へ

――山口組の分裂騒動を含めて社会から厳しいまなざしが向けられるヤクザ業界ですが、かつてのヤクザを取り巻く状況はどのようなものでしたでしょうか。

瀧島:1963年にある事件で長崎刑務所に入った時、3年2ヶ月の服役を終えてシャバに出てきたら、所属していた組が解散していたんですよ。それでとりあえず大阪の釜ヶ崎に向かいました。今と違って、稼げる仕事がいくらでも転がってましたから。たまたま開いたスポーツ新聞で兄貴分の名前を発見して、会いに行ったんです。これがきっかけですぐに仕事に就くことができました。しかし、それは今では難しいでしょう。



瀧島氏がシャバに出てきて始めた仕事はストリップ劇場のスタッフだった。

瀧島:ヤクザであることで仕事に支障はありませんでしたね。まあ、遊んでいたようなものですよ(笑)。

その後、瀧島氏は再び獄中に入ることになる。1980年、フィリピン・マニラでの殺人事件に絡み、懲役15年の実刑判決が下される。

1995年に出所後、彼は再び極道の世界に戻るが、2000年に組を外れた。

――組を外れるときにトラブルにはならなかったのでしょうか?

瀧島:私は「特別参与」という上の立場で組にいたのでトラブルはなかった。しかし、若手となるとそういうわけにはいかないでしょう。それでもトラブルにならないケースは、大抵トップの度量によるところが大きいです。

――「トップの度量」というのは?

瀧島:よいトップというのは人情味のある人。包容力があって子分を自分のこどもようにかわいがる人です。野球の監督で言ったら、今のロッテの伊東監督は度量が大きい。ああいうのがヤクザになったらいいリーダーになると思いますよ。

一方で、感情を表情や動きですぐ出すリーダーはよくない。その例として瀧島氏が例にあげるのが巨人の原監督だ。

◆いまの若い人にはすすめない

暴排条例以降、ますます締め付けが厳しくなっているヤクザ業界。今後はどのようになっていくのだろうか。

瀧島:ヤクザは看板と組織の威力で稼ぐもん。だから、カタギになったヤクザはひとりで生きていくのは難しいし、中には何もできない者もいるでしょう。組を抜けるときに財産を没収されることもありますからね。

――いまの若い人で極道に入る人に対してどのようない印象をいだきますか?

瀧島:最近の報道を見ていればヤクザをとりまく厳しい状況がわかるはず。それなのに、極道を目指すとすれば、状況が俯瞰できていないのでしょう。仮に若者で極道に興味を持つ人がいたら、私は「絶対に入るな」と言います。

◆報道を巡るトラブルも

瀧島氏いわく、最近の山口組の分裂を巡る報道には真偽のほどが定かではない部分も少なくないという。

瀧島:私が組にいたころ、ある週刊誌の誤ったヤクザ報道によって、誤解した敵対勢力が抗争を起こしかけたケースもありましたよ。だから、こういう報道は冗談では済まない話になる。なんでも信じるのはよくない。

いずれにせよ、今後ますますヤクザを巡る状況は厳しくなると言わざるを得ない。それは、瀧島氏の声からも明らかだ。

<取材・文/日刊SPA!取材班>

参照元 : 日刊SPA!

抗争の準備か!? 貸倉庫に拳銃5丁と実弾数十発を隠していた疑い、神戸山口組直系「宅見組」幹部(52)を逮捕

貸倉庫に拳銃など隠していた疑い、神戸山口組系組員逮捕

2016/11/22(火) 15:14

配信 兵庫県たつの市内の倉庫で昨年6月、拳銃5丁と実弾数十発が見つかり、兵庫県警が指定暴力団神戸山口組系の組員、山崎基之容疑者(52)=京都市=を銃刀法違反(加重所持)容疑などで21日に逮捕していたことが捜査関係者への取材でわかった。県警は22日に山崎容疑者を送検し、拳銃の入手経路を詳しく調べている。

捜査関係者によると、山崎容疑者は神戸山口組の直系組織「宅見組」幹部で、傘下団体の組長。昨年6月、たつの市内の貸倉庫に拳銃と実弾を隠し持っていた疑いがある。県警が家宅捜索して発見、押収し、捜査を進めていた。

兵庫県内では今年7月にも姫路市内の民家で拳銃5丁と散弾銃、実弾約80発が見つかり、指定暴力団山口組系の組員が起訴された。

参照元 : 朝日新聞

宅見組



宅見組(たくみぐみ)は、大阪府大阪市に本部を置き、大阪府豊中市に本家を置く暴力団で、神戸山口組の二次団体。

略歴
初代
1963年、宅見勝は、福井組に参画した。
1970年、宅見組を結成して、組長に就任後、福井組若頭に就任した。
1978年、三代目山口組に昇格した。
1983年07月、三代目山口組若頭補佐に就任した。
1984年06月05日、四代目山口組に参画して、四代目山口組若頭補佐に就任した。
1989年05月10日、五代目山口組に参画して、五代目山口組若頭に就任した。
1997年08月28日、新神戸オリエンタルホテル4Fの喫茶店で、中野会会員に銃撃されて、搬送先の神戸市立中央病院で死亡した。

二代目
宅見組若頭勝心連合組長入江禎は、二代目宅見組組長を襲名して、五代目山口組に昇格した。
五代目山口組若頭補佐に就任した。
2005年08月、六代目山口組に参画して、六代目山口組総本部長に就任した。
2010年12月01日、大阪府警捜査4課は、暴力団同士の対立抗争に参加した組員に慰労目的の金品を与えた暴力団対策法(賞揚等禁止命令)違反の疑いで、二代目宅見組組長入江禎を逮捕した。
2013年10月、六代目山口組舎弟頭に就任した。
2013年12月19日、米財務省は、日本国内外で麻薬の密輸や人身売買などの犯罪行為に関与しているとして、二代目宅見組組長入江禎を金融制裁の対象に指定した。
2015年08月26日、六代目山口組を離脱した。
2015年08月27日、共に離脱した13団体と神戸山口組を結成して、神戸山口組副組長に就任した。

歴代
初代 - 宅見 勝(五代目山口組若頭/四代目山口組若頭補佐/三代目山口組若頭補佐/福井組若頭)1997年08月28日死去

当代
二代目 - 入江 禎(神戸山口組副組長/六代目山口組舎弟頭/五代目山口組若頭補佐/宅見組若頭/福井組幹部)

構成
組長 - 入江 禎
組長代行 - 青木恵一郎(二代目西岡組組長)
副組長 - 鹿田次郎(鹿田組組長)
副組長 - 荒牧堅次郎(荒牧組組長)
副組長 - 萩尾敬一(敬心連合組長)
副組長 - 福原光三(福原組組長)
副組長 - 今村仁志(二代目勝心連合組長)
若頭 - 山田 一(三代目杉本組組長)
舎弟頭 - 酒井冨士夫(酒井興業組長)
本部長 - 安達 崇
副本部長 - 須藤基之(須藤会会長)
舎弟頭補佐 - 金澤慶福(金澤興業組長)
舎弟頭補佐 - 渡邉 誠(三代目石川一家総長)
舎弟頭補佐 - 片平哲行(曙総業組長)
若頭補佐 - 佐藤誓吾(二代目勝心連合組長代行佐藤総業組長)
若頭補佐 - 森嶋弘道(奈良倉友連合組長)
若頭補佐 - 森島 厚(厚和会会長)
若頭補佐 - 加納龍二(二代目坂本組組長)
若頭補佐 - 森元郁夫(九代目高木組組長)
若頭補佐兼事務局長 - 柳沢昌行(柳沢会会長)
最高顧問 - 永野昌弘(永野会会長)
顧問 - 松島一広(松島組組長)
顧問 - 宮永俊文(宮永組組長)
顧問 - 矢田巧一(二代目高梨会会長)
顧問 - 南岡正男(二代目南岡組組長)
相談役 - 中澤 貢(禎心実業組長)
相談役 - 鐘ヶ江重剛(剛竜会会長)
相談役 - 和田昌弘(二代目大響会会長)
相談役 - 武村成男
相談役 - 田中敦之(七代目倭奈良組組長)
舎弟 - 石原正吉(石原総業組長)
舎弟 - 山本健三(山斗会会長)
舎弟 - 井河寛治(井河組組長)
舎弟 - 大丸 仁(禎仁会会長)
舎弟 - 遠山二郎(遠山総業組長)
舎弟 - 真尾耕市(誠心会会長)
舎弟 - 石丸清志
舎弟 - 後藤昭裕(二代目佐藤会会長)
幹部 - 吉村秀生(吉村興業会長)
幹部 - 竹田一弥(二代目勝侠同士會会長)
幹部 - 瀬口 忠(瀬口興業組長)
幹部 - 原 克則(二代目関東原組組長)
幹部 - 池田勇次(二代目誠心連合会長)
幹部 - 周防政和(禎政会会長)
幹部 - 中居栄明(八代目松野会会長)
幹部 - 春田 武(二代目西野組組長)
若中 - 和泉友慈(和泉総業会長)
若中 - 酒井謙二(酒井組組長)
若中 - 中嶋 靖(二代目森嶋組組長)
若中 - 井坂裕一(井坂会会長)
若中 - 志村正史(二代目三瓶組組長)
若中 - 神瀬敬志(二代目真道会会長)
若中 - 広井勇信(四代目憲友会会長)
若中 - 中井和義(三代目徳心会会長)
幹事 - 田島博司(二代目勝心連合若頭二代目今村組組長)
幹事 - 佐伯智一(二代目勝心連合本部長佐伯興業組長)
幹事 - 高山英雄(金澤興業若頭)
幹事 - 川上直樹

参照元 : wiki/宅見組

兵庫県警薬物銃器対策課と飾磨署は22日までに、銃刀法違反(加重所持)の疑いで、指定暴力団神戸山口組直系「宅見組」幹部 山崎基之容疑者 通称:須藤基之 須藤会会長ら男女計5人を逮捕した。

【指定暴力団工藤会・市民襲撃事件】実行役の工藤会系組幹部が証言「いたずらしてこいと指示を受けた」

工藤会幹部「いたずらしてこい」と指示、実行役が証言

2016/11/22(火) 13:30配信



指定暴力団工藤会(北九州市)が市民らを襲撃したとされる一連の事件で、非現住建造物等放火罪などに問われた元工藤会系組員、和田和人被告(37)の第4回公判が22日午前、福岡地裁で始まった。

2012年に北九州市でビルが放火された事件で、実行役として起訴された工藤会系組幹部の丸本木晴(きはる)被告(46)が証人として出廷。「(工藤会幹部から)『いたずらしてこい』と指示を受けた」と証言した。

両被告らは、12年8月14日、工藤会ナンバー3の菊地敬吾被告(44)=同罪などで起訴=らと共謀し、暴力団排除の標章を掲げた店が入る同市小倉北区のビルのエレベーターに放火したとされる。

丸本被告は、事件前日に幹部から「いたずらしてこい。和田が(事情を)知っている」と聞かされたと証言。「何かするのはわかっていたが、ちゅうちょしたくなかったので詳しく聞かなかった」と話した。

参照元 : 朝日新聞

コロンビア警察が麻薬組織「クラン・デル・ゴルフォ」の最高幹部ら22人を逮捕

麻薬組織最高幹部ら22人逮捕=コロンビア

2016/11/22(火) 14:15配信



【ボゴタAFP=時事】コロンビア警察は21日、麻薬組織クラン・デル・ゴルフォのメンバー22人を逮捕したことを明らかにした。

逮捕者には最高幹部2人が含まれている。

22人はコカインを欧米に密輸していた疑いがある。今回の逮捕により、組織の活動範囲をロシアに広げようとする計画を阻止したという。

参照元 : 時事通信









2016年11月22日火曜日

【野球賭博事件】賭博を開いた罪に問われた指定暴力団山口組系元組員の男、初公判で起訴内容を認める

野球賭博事件 山口組系元組員の男、初公判で起訴内容認める

2016/11/19(土) 9:11配信



野球賭博事件で、賭博を開いた罪に問われた元組員の男が、初公判で起訴内容を認めた。指定暴力団山口組系元組員の酒井良昌被告(37)は、ほかの元組員とともに、プロ野球公式戦などの試合で、巨人の元選手らを客としていた胴元役を相手に賭博を開き、あわせて127万円の賭け金を集め、手数料を得た罪に問われている。

18日の初公判で、酒井被告は「間違いないです」と、起訴内容を認めた。

一方、検察側は「組織的犯行の一環として、酒井被告は、賭博の申し込みを受けたり、配当金を支払ったり、犯行に不可欠な役割を担っていた」と指摘したうえで、懲役1年6カ月を求刑した。

参照元 : FNNニュース











2016年11月19日土曜日

和歌山県内に大麻栽培工場、末端価格は約50億円に及ぶ量!指定暴力団2代目「東組」幹部の男(54)ら4人逮捕

20億円相当の大麻草栽培 男4人を逮捕

2016/11/16(水) 21:45配信



和歌山県かつらぎ町で大麻草を栽培していたとして、暴力団幹部の男ら4人が逮捕された。押収された大麻草は1万本を超え20億円相当に上る。

警察が和歌山県かつらぎ町の工場を捜索したところ、1万1000本あまりの大麻草などを発見。販売目的で大麻草を栽培したとして、指定暴力団2代目東組幹部の木村純一容疑者(54)ら4人を16日、大麻取締法違反「営利目的共同栽培」の疑いで逮捕したもの。調べに対し木村容疑者は「たまたま立ち寄っただけだ」と容疑を否認し、ほか3人はおおむね認めている。

1か所で押収された大麻草の量としてはこの10年間で最も多く、末端価格で20億円に上るという。警察は、組織的な犯行とみて販売ルートの解明などを進める方針。

参照元 : 日本テレビ系(NNN)






















大麻50億円分!1件で年間最多押収量超え…和歌山県内に栽培工場

2016/11/17(木) 6:07配信



奈良県警は16日、大麻草を販売目的で栽培したとする大麻取締法違反(営利目的共同栽培)容疑で大阪府泉南市の指定暴力団・2代目東組幹部の木村純一容疑男4人逮捕者(54)ら男4人を逮捕した。和歌山県かつらぎ町の栽培工場から押収した大麻草は、過去最多だった2009年の全国での押収量を1件で上回る約1万1000本。将来的な末端価格は約50億円に及ぶ量だった。

薬物犯罪史上に残る事件が発覚した。たった1件で、全国年間押収量の過去最多年の総数を上回る量の大麻草が和歌山県かつらぎ町の工場で発見された。

奈良県警によると、逮捕されたのは、木村容疑者の他に、2代目東組傘下組織幹部の無職・初田孝治容疑者(46)=大阪府堺市=、2代目東組傘下組織組員の無職・徳永尚幸容疑者(45)=豊中市=、無職・中尾幸夫容疑者(62)=堺市=の3人。

県警は「大量の大麻草が栽培されている」との情報を入手し、組織犯罪対策1課、同2課、香芝署、吉野署による合同捜査を行い、10月26日に工場を捜索。1万本を超える大麻草や乾燥大麻を発見、押収した。出入りしていた4人を、大麻草24本を栽培して乾燥大麻約340グラムを所持したとする大麻取締法違反(営利目的共同所持)容疑で現行犯逮捕。今回は再逮捕となる。調べに対し、木村容疑者は「立ち寄っただけ」と容疑を否認。傘下組織の2容疑者も木村容疑者の関与を否定しているが、中尾容疑者は容疑を全面的に認めている。

警察庁が大麻草の年間押収量の統計を開始したのは2004年。以降、最多は09年で、全国で押収量は1万419本に達していた。今回の事案はたった1件で約1万1000本。超ド級のボリュームとなった。

組織犯罪対策1課によると、大麻草を栽培していた工場は2階建てで計約870平方メートルの広さがあり、ハイテクな栽培環境が備わっていたため、純度が高く、質のいい草が育っていたという。成長している約4000本分だけで末端価格は約20億円相当。将来的な価格は約50億円に及ぶ計算となる。捜査関係者は「普通は10、20本。500本でもものすごい数だが、まさか1万本とは…」と口あんぐりだ。

4人が逮捕される前日の10月25日には、元女優の高樹沙耶(本名・益戸育江)被告(53)が大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕=その後、那覇地検が同罪で起訴=されている。起訴状によると、同被告が所持していた大麻は約55グラムだった。

◆何回使える? 薬物事件に詳しい小森榮弁護士事務所によると、一般的な乾燥大麻1グラムの相場は4000~5000円ほど。今回の末端価格50億円は単純計算で約100万グラム分に相当する。紙に巻くジョイントという吸引法だと、1回につき0.5グラムが必要とされるため、200万回吸引できることになる。

参照元 : スポーツ報知


柿畑に囲まれたのどかな集落に1万本大麻工場…「暴力団が出入りしていたなんて…」

2016/11/17(木) 9:56配信



1万本超もの大量の大麻草が栽培されていた工場が見つかったのは、柿畑に囲まれたのどかな集落の一角だった。販売目的で大麻草を栽培したとして奈良県警が16日、大麻取締法違反の疑いで、指定暴力団東組幹部の男(54)ら4人を逮捕した事件で、工場がある和歌山県かつらぎ町の住民からは驚きの声が広がった。「暴力団が出入りしていたなんて怖い」。衝撃に揺れた現場周辺を歩いた。(尾崎豪一)

同県北東部に位置し、世界遺産・高野山からもほど近いかつらぎ町は柿のほか、みかんや梨、桃などといったフルーツの一大産地として名高い。同町内を通る京奈和自動車道の紀北かつらぎインターチェンジを降り、車を約10分走らせると、現場の工場がある集落が見えてきた。

小高い丘陵地にある集落は柿やかんきつ類の畑に囲まれ、民家や農家の倉庫などが軒を連ねる。その中で、ひときわ大きな鉄骨2階建ての建物が摘発された工場だ。

白いペンキ塗りの工場は扉やシャッターがいくつもあるが、いずれも閉まっており、中の様子をうかがうことはできない。柿畑に隣接しているため、周辺を行き交うのは柿などのフルーツを運ぶ軽トラックばかりだが、事件発覚前には月に何度も黒塗りの高級車が工場を訪れたり、見慣れない軽乗用車が工場内の駐車スペースに数時間止まっていたりすることもあったという。

車を目撃したことがあるという近所の主婦(71)は、「のどかなまちにこんな工場があるなんて。警察が逮捕してくれたから良かったが、いつまでも暴力団が出入りしていたらと考えるとぞっとする」と首をすくめた。

住民らによると、工場はもともと、織物工場として使用されていたという。数十年前に倒産しており、その後は倉庫などとして使われていたが、この夏以降、昼間から工場内で照明が灯されるなどといった不審な兆候があった。

柿農家の男性(68)は、「工場に出入りしていた人たちは目があってもあいさつもなかった。不審な感じがしていた」と振り返っていた。

参照元 : 産経新聞




他人名義で銀行口座を開設したとして、指定暴力団神戸山口組の直系・若中の二代目英組「藤田恭道」組長の男ら3人逮捕

神戸山口組直系組長を逮捕 他人名義で口座開設容疑

2016/11/17(木) 13:10配信

他人名義で銀行口座を開設したとして、警視庁は、指定暴力団神戸山口組の直系組長、藤田恭右(やすみち)容疑者(44)=大阪市西淀川区=ら男3人を詐欺容疑で逮捕し、17日発表した。藤田容疑者は黙秘している。

ほか2人は、ともに神奈川県山北町の無職秋元明(51)、会社役員臼井康人(51)の各容疑者。2人は「通帳は藤田容疑者に渡した」と容疑を認めている。

組織犯罪対策4課によると、3人は昨年1月、神奈川県内の銀行で、秋元容疑者が使うように装って口座を開設した疑いがある。実際は藤田容疑者が通帳を、臼井容疑者がキャッシュカードを管理していた。同課は、口座が暴力団の資金管理に使われていた可能性があるとみて調べている。

参照元 : 朝日新聞

英組



二代目英組(はなぶさぐみ)は大阪府大阪市西淀川区出来島2-9-36に本部を置く暴力団で、神戸山口組の二次団体。

◆英組系譜
初 代 - 英 五郎
二代目 - 藤田恭道

◆二代目英組組織図
組 長 - 藤田恭道(神戸山口組若中)

◆執行部
若 頭 - 植野進也(三代目廣政會会長)
舎弟頭 - 加藤慎司(三代目加藤組組長)
舎弟頭補佐 - 藤澤利光(藤澤組組長)
舎弟頭補佐 - 宮崎英次(宮崎組組長)
本部長 - 塚原心一
幹事長 - 難波達也
事務長 - 浅野由裕

初代英組組織図

参照元 : wiki/英組

潜伏先の提供を依頼したとして、犯人蔵匿教唆容疑で、山口組直系「秋良連合会」会長、金東力被告(60)韓国籍を再逮捕

潜伏先提供依頼の疑い、逃亡の山口組直系会長を再逮捕 神戸山口組系襲撃で大阪府警

2016.11.14 13:12

指定暴力団山口組の直系組長らが同神戸山口組系組員を襲撃した事件で、大阪府警捜査4課は14日、潜伏先の提供を依頼したとして、犯人蔵匿教唆容疑で、山口組直系「秋良連合会」会長、金東力被告(60)=韓国籍、凶器準備結集罪などで起訴=を再逮捕。犯人蔵匿容疑で、知人の大阪市生野区林寺、無職の韓国籍、金幸植容疑者(68)を逮捕したと発表した。

府警によると、東力容疑者は「住むところに困っているとは言ったが、逃げるのが大変とは言ってない」と容疑を否認。幸植容疑者は認めている。

東力容疑者の逮捕容疑は、逃亡中だと打ち明けて幸植容疑者に潜伏先の提供を依頼。7月上旬~9月下旬、大阪府東大阪市内のマンションの一室に宿泊したとしている。

府警は5月以降、襲撃事件に関与したとして同連合会側の組員ら28人を逮捕したが、トップの東力容疑者は4カ月以上にわたり逃亡。9月に生野区内で発見、組事務所前に配下組員らを襲撃目的で結集させたとして凶器準備結集容疑で逮捕していた。

参照元 : 産経新聞

秋良連合会



秋良連合会(あきられんごうかい)は大阪府大阪市浪速区大国3-8-3に本部を置く暴力団で、六代目山口組の二次団体。

◆秋良連合会組織図
会 長 - 秋良東力(六代目山口組幹部)

秋良連合会組織図・平成27年

参照元 : wiki/秋良連合会



指定暴力団・山口組の総本部がある兵庫県、ヤクザと共生する神戸市民の意外な反応

ヤクザと共生する街、神戸市民の意外な「山口組観」

2016/11/16(水) 6:00配信



山口組と神戸山口組という2つの組織に分裂し、昨年は恒例の「子どもたちへのハロウィンのお菓子配り」が中止となった山口組。ところが今年は、子どもたちとの約束通り、菓子配りが復活した。市民からは山口組を慕う声も今なお根強い神戸市。「ヤクザと共生する街」の現実を取材した。(フリージャーナリスト 秋山謙一郎)

●「男の約束」を守った!  菓子配りに子どもは大喜び

「やっぱり“約束”をはたしてくれたんや! 」――。

今年10月31日夕方、文教地区にして閑静な住宅地として知られる神戸市灘区にある神社で、男たちが子どもたちに“菓子”を配っていた。兵庫県警関係者によると「山口組によるもの」という。

ここ数年来、指定暴力団・山口組総本部(神戸市灘区)では、毎年10月31日、ハロウィンの日に地元の子どもたちに菓子を配るのが恒例となっていた。

だが、昨年は配られることはなかった。去年、その山口組が貼り出した掲示には下のような一文が書かれていた。

≪(略)楽しみにして頂いて居りました御子様方には大変残念な思いをさせますが来年は必ず開催致しますので、楽しみにしていて下さい(略) 六代目 山口組総本部≫

「来年は必ず開催致します」――この子どもたちへの約束を山口組は果たした。

これに地元小学生はもちろん、大人たち地域住民は大感激だ。約束通り開催された今年の菓子配りを喜ぶ地元の小学5年生・ヒナちゃん(11)の傍らで、母親はこう語った。

「こういう約束は、政治家やお役所の偉い人、企業のトップなら『社交辞令』『空手形』で済ませることが多いですよね。それを(神戸山口組との分裂)騒動と警察の目もあるなかで、きちんと守ってくれるとは…。やっぱり山口組さんですね」

このようにヒナちゃんの母親も手放しで喜ぶ。同様の声は、他の地域住民からも多数聞かれた。山口組総本部近くに住む60代主婦は言う。

「皆さん、本当に礼儀正しくて。ちょっと見た目は怖い人もいてはるけど…。ここ(神戸市灘区)で山口組さんのことを悪く言う人はいません。ゴミ捨てのマナーもきちんとしてはります。山口組さんのお陰で、ここは静かな環境が保たれているところがありますね」

事実、山口組総本部周辺は高級住宅地ということもあってか、近隣を含めていつ何時でも清掃が行き届いている。立小便などはもってのほか。路上での喫煙や、たばこのポイ捨ても見当たらない。ペットの糞の始末もきちんとされている。もちろん、昼夜を問わず騒音を出したり、大音響を発する者もいないという。

元暴走族メンバーだったという40代男性は、約30年前の当時、山口組総本部周辺での「暴走行為は控えていた」と話す。

「正直、暴走族時代も今も、法の範疇で活動している警察は全然怖くはない。でも法の枠組みを超えた力と発想で生きている山口組さんに迷惑を掛ける度胸は、自分にはなかった」

●ワルは警察より山口組が怖い!?  ヤクザが市民に慕われる街

もちろん山口組から何かされたり、言われたりしたわけではない。それでも警察よりも山口組に、市民たちは怖れをなし、敬意を払っているように見える時がある。少なくとも、全国最大規模といわれる暴力団組織の存在が、町の秩序を保つのに役立っているわけだ。前出・元暴走族メンバー男性が続けて語る。

「神戸では、ヤクザの権威がまだまだあるから、それが犯罪の抑止力になっている気がします。悪さをしたら警察や裁判だけでは済まない“力”がある…そういう意識が関西人にはありますから」

実のところ、一部かもしれないが、市民のこうした意識に警察当局は困り顔を隠さない。兵庫県警関係者の一人が明かす。

「今回のハロウィン実施で、山口組を応援する市民が増えるようなことは断じてあってはならない。今回、(山口組総本部の)近隣とはいえ、ハロウィンでの菓子配りを許してしまったことは慙愧に耐えない」

確かに山口組総本部前に「詰所」まで設置、菓子が配られた神社の隣に交番も設置している兵庫県警察としては、その面目を潰された格好だ。これに、港町、商都という土地柄もあり、損得勘定に敏く反権力的な商人気質溢れる「神戸っ子」たちはやんやの喝采を送る。

元々、神戸市民にとって山口組をはじめとする暴力団という存在は、さほど怖い存在ではない。むしろ親しみある存在だ。その扱いは、三菱重工業神戸造船所、川崎重工業神戸工場、神戸製鋼所といった「神戸にある著名全国企業」と同格といっていい。

神戸生まれ、神戸育ちだという70代女性は、神戸市に住む高校生が高校枠で就職を希望する場合、戯言が過ぎる教員のなかにはこう進路指導する者もいたという。

「お笑いができるなら吉本興業へ。勉強が出来るなら三菱か川重、神鋼もいい。ソロバンが上手なら神戸銀行(現在の三井住友銀行の源流のひとつ)へ。腕っぷしが強いなら上組に。腕っぷしに自信があって頭も良くて、ソロバンが弾けるかお笑いができるのなら“山口組”や」

大阪に本社を置く吉本興業を除いては、すべて神戸に根付いた全国規模の企業である。もちろん現在では、たとえ冗談でもこのような進路指導は許されないだろう。しかし現在70代の女性が高校生だった昭和30年代後半から40年代初めは、暴力団(ヤクザ)を取り巻く状況が現在とは大きく異なっていた。

この頃の山口組のトップを務めていたのは、“山口組中興の祖”として名高い三代目組長・田岡一雄氏だ。敗戦の翌年、昭和21(1946)年から昭和56(1981)年までの長きに渡って、全国最大規模のヤクザ組織の頂点に立っていた田岡氏は、同時に、芸能プロモーションや港湾荷役といった事業を手掛ける「実業家」という顔も併せ持っていた。

田岡氏は実業家としての実績から、「神戸港船内荷役調整協議会委員」という公職にも就いていた。そうした縁もあり、昭和34(1959)年、田岡氏は神戸水上消防署の1日署長も務めている。いわば“町の名士”だ。

「ゆうてもヤクザや。その世界に身を置く人なら怖いやろう。そやけど、山口組さんはその世界では一流や。本物の男やもん。素人(一般市民)を泣かすようなことはせん。警察も役所も当てにならんとき、頼りになったのは山口組さんや」(前出の70代女性)

●“ハロウィン組長”が 神戸山口組に行ってしまった

女性が言う「警察も役所も当てにならない」とは、平成7(1995)年、阪神大震災のあった年、当時、五代目組長だった渡辺芳則氏の陣頭指揮の下、組織を挙げての救援活動を行ったことを指す。

震災後、避難所で不自由を強いられていた被災民に、いち早く食料はもとより、ミルク、オムツ、生理用品まで届けたのが山口組であることは、今では多くの人が知っている。前出の70代女性が続けて語る。

「震災後、役所はモタモタしてるし、食べ物、飲み物もよう持ってこん。市内はノーヘルの原付が走り回ってる。そんな時、お巡りさんは何も言わへん。不謹慎な言い方やて叱られるかもしれへんけど、あの時、最後に頼れるのは山口組さんなんやなて思うたわ」

近年では阪神大震災、古くは敗戦後のような混乱期、「法の枠組みを超えた力と発想」で動ける山口組のほうが、警察や行政よりも動きが早かった――というのは、率直な市民目線の感覚だろう。そんな背景もあってか、今回、山口組による“ハロウィン実施”は、神戸市民の間では概ね歓迎ムードだ。

「今の親分さん(六代目山口組組長・司忍氏)は、もともと名古屋の親分さんと聞いてます。それでも神戸のためにようやってくれてはると思います」

山口組総本部近くに住むという小学生の子を持つ40代主婦は、このように六代目山口組組長・司忍氏にエールを送る。それは暴力団を信奉するというのではなく、地元で尽力する政治家や財界人、活躍するスポーツ選手や芸能人への敬意に近いものである。

ヤクザと共生する町・神戸では、公衆浴場に行けば全身刺青の、ひと目でそれとわかる男性が入浴している場面に出くわすことも珍しくはない。そうした入浴中のヤクザに気軽に声を掛ける市民もいるくらいだ。

「お兄さん、ごっついの背負ってるな。山口組さん、それとも神戸(神戸山口組)さん? 大変な時期やろうけど頑張ってや! 」

こう声掛けされた刺青姿の男性は黙って会釈を返す。その様子はまるでスポーツ選手がファンに会釈する姿を彷彿とさせるものがある。

さて昨夏、山口組では、一部関係団体が脱会し「神戸山口組」を旗揚げしたが、この神戸山口組には、山口組のハロウィン実施時から采配を振るっていた“ハロウィン組長”として知られる大物幹部も参加した。捜査関係者の1人が明かす。

「実は去年、山口組はハロウィンを行うつもりでいた。ところが“ハロウィン組長”が抜けて、実施しようにもその手順がわからない。それで実施を見送ったというわけ」

突然の分裂劇で、“ハロウィン組長”も山口組に残る者たちに、その実施手順を「引き継ぎ」する余裕がなかったのだろう。

●市民には理解し得ない 「ハロウィン開催もひと苦労」

菓子を調達し、これを袋詰めして、子どもたちに配るだけのハロウィン実施に、一体どんな“手順”があるのか読者の中には疑問に思う向きもあるかもしれない。しかし、山口組がハロウィンを実施するのは、一般市民が考える以上に大変なことなのだ。今やヤクザは、暴力団対策法や暴力団排除条例実施の影響により、活動範囲は大幅に狭められている。

よく知られたところでは銀行口座を開設できない。不動産契約が結べない、宅配便を発送するにも、「組事務所」への荷物は断られるといったもののほか、刺青を入れるにしても「組の代紋を彫ると彫師を事情聴取する」(前出・捜査関係者)という徹底ぶりだ。

そうしたなかで、「山口組」として小売店にハロウィンで配る菓子を大量に注文することは極めて難しい。販売した側が警察から事情聴取を受けかねないからだ。販売側も丁重に断るだろう。昨年、山口組がハロウィン実施を断念したのは、子どもたちに配る菓子の確保に自信が持てなかったという事情が大きかったのかもしれない。

「またお家(山口組総本部)でハロウィンをやってほしい。仮装して行きたいわ。“Trick or Treat! ”て声かけたら、お兄さんたち“Happy Halloween! ”て返してくれるんよ」

冒頭部で紹介した小学5年生・ヒナちゃんが屈託のない笑顔で言う。

だがヒナちゃんが来年、山口組総本部に仮装してハロウィンに行けるかどうかは微妙な情勢だ。兵庫県警関係者、大阪府警関係者によると、「そろそろ関西も忙しくなってくるのではないか」というのがもっぱらの声だからだ。

というのも今年に入ってから、東京では山口組、神戸山口組の“代理戦争”ともいえる小競り合いが勃発している。

分裂した2組織は、いよいよ地元・関西で本格的に競り合うことになるかもしれない。今回、兵庫県警は山口組のハロウィン実施を許してしまったが、まさか市民を巻き込んだ抗争をも許してしまうというようなことはないだろう。

時代は確実に移り変わり、平成18(2006)年末には構成員、準構成員等あわせて3万9700人いた山口組だが、平成27(2015)年末には、その数は1万4100人にまで激減している(警察庁調べ)。暴力団への風当たりが強い今、かつて市民から頼りにされた“山口組さん”は衰退に直面している。

秋山謙一郎 [フリージャーナリスト]

参照元 : ダイヤモンド・オンライン




偽バイアグラを販売目的で隠し持っていた容疑で指定暴力団・山口組系組長(54)と飲食店経営者(58)ら2人逮捕

暴力団組長、偽バイアグラ密売か?2人逮捕 大阪

2016/11/16(水) 17:31配信



性的不能治療薬「バイアグラ」の模造品を販売目的で隠し持っていたとして、大阪府警生活環境課は16日、医薬品医療機器法違反(販売目的貯蔵)などの疑いで、指定暴力団山口組系組長、服部信明(54)=同府枚方市高野道=と飲食店経営、山本良二(58)=大阪市淀川区十三東=の両容疑者を逮捕した。

逮捕容疑は、10月8日、自宅でバイアグラなどの模造薬30~90錠を販売目的で所持していたとしている。いずれも「自分で服用するために持っていた」などと供述、容疑を否認しているという。

府警は9月、大阪市西成区の集合住宅などから偽バイアグラなどの錠剤約30万錠を押収し、同法違反容疑などで男女3人を逮捕。このうち「中卸」だった雑貨経営の男(64)の売り上げ記録などから服部容疑者らの関与が浮上した。インターネットを通じて販売し、売り上げの一部が暴力団の資金源になっていた可能性もあるとみて調べる。

参照元 : 産経新聞

2016年11月18日金曜日

暴力団員と知りながら自動車保険を契約し保険金を支払わせたとして指定暴力団山口組直系「司興業」組長と保険代理店役員ら3人逮捕

暴力団員と知りつつ自動車保険契約、保険金支払わせる 背任容疑で山口組系組長や保険代理店役員ら逮捕 大阪府警

2016.11.16 19:47

暴力団員と知りながら暴力団排除条項がある損害保険会社との間で自動車保険を契約させ、保険金を支払わせて損害を与えたとして、大阪府警捜査4課は16日、背任容疑で、指定暴力団山口組直系「司興業」組長、森健次(66)=名古屋市中区上前津=と保険代理店役員、植村敏幸(36)=千葉県御宿町新町=の両容疑者ら3人を逮捕した。

他に逮捕されたのは会社員、宮坂誠容疑者(41)=同県浦安市舞浜。

逮捕容疑は、共謀して平成26年12月、交通事故を起こした際に保険金を支払わせる目的で、植村容疑者が代理店契約をしている損害保険会社と森容疑者との間で自動車保険を契約。27年7月、神戸市内で森容疑者名義の車が物損事故を起こした際に保険金約60万円を支払わせ、保険会社に損害を与えたとしている。

府警によると、森容疑者の知人だった宮坂容疑者が植村容疑者を紹介したという。森容疑者ら2人は「納得できない」などと容疑を否認。植村容疑者は、「『いけるかな』と思い、軽い気持ちでやった」などと供述している。

参照元 : 産経新聞

司興業



三代目司興業(つかさこうぎょう)は愛知県名古屋市中区上前津1-8-3-東海ビル3Fに本部を置く暴力団で、六代目山口組の二次団体。

◆司興業系譜
初 代 - 司 忍
二代目 - 寺田武司
三代目 - 森 健司

◆三代目司興業組織図
組 長 - 森 健司(六代目山口組若中)

◆執行部
副組長 - 梶田欣次
副組長 - 石川洋一郎
若 頭 - 梶田一成
本部長 - 川崎誠治(川崎組組長)
舎弟頭補佐 - 長尾慎一
舎弟頭補佐 - 永井聡
若頭補佐 - 盛 勇人

◆舎弟
相談役 - 伊藤義夫
舎 弟 - 竹村 広
舎 弟 - 金野凡之(金野組組長)

◆幹部
佐藤幸治
山縣義人

◆若中
中村孝一

参照元 : wiki/司興業


2016年11月15日火曜日

神戸山口組傘下組織の幹部(64)を射殺したとして、殺人罪で起訴された被告(65)と通報者の男性(68)の2人が拘置所内で倒れ死亡

神戸山口組幹部射殺事件の被告、関係者が次々死亡 病死とみられるが…

2016.11.12 21:32

名古屋市中区のマンションで7月、指定暴力団神戸山口組傘下組織の幹部が射殺された事件で、殺人罪などで起訴された住所不定、無職、横山正美被告(65)が死亡したことが12日、捜査関係者への取材で分かった。病死とみられる。

捜査関係者によると、起訴後に勾留されていた刑事施設から病院に搬送され、12日午前に死亡した。公判の期日はまだ決まっていなかった。

また事件当時、殺害された斉木竜生幹部(64)と部屋に居合わせ、通報した無職の男性(68)=覚せい剤取締法違反罪で懲役3年の判決確定=が11月上旬、病死していたことも判明した。

事件では横山被告の他に、指定暴力団山口組弘道会傘下組幹部、片倉竜理被告(47)と元山口組系組員、三井樹被告(45)が起訴された。横山被告は斉木幹部と知人で、事件当日に先に部屋に入り、片倉被告ら実行役の2人を呼び入れたとみられていた。

参照元 : iza


組員射殺事件、被告の一人死亡 拘置所内で倒れ病死か

2016/11/12(土) 12:30配信

名古屋市中区新栄2丁目のマンションで7月、指定暴力団神戸山口組傘下組織の幹部(64)を射殺したとして、殺人罪などで起訴された無職横山正美被告(65)が死亡していたことが関係者への取材で分かった。名古屋拘置所で倒れ、同市内の病院に搬送されたが、12日死亡が確認された。病死とみられている。

起訴状などによると、横山被告は指定暴力団山口組弘道会系幹部の無職片倉竜理(47)、山口組系元組員の会社員三井樹(45)両被告=殺人罪などで起訴=と共謀。

7月15日夕、同市中区新栄2丁目のマンションにいた神戸山口組3次団体の斉木竜生幹部に自動式拳銃を発射し、殺害したとされる。初公判はまだ開かれていない。

横山被告は斉木幹部と知り合いで、事件当日は先に現場に入り、片倉、三井両被告を手引きしたとみられている。

事件を巡っては、今月5日、現場に居合わせた通報者の男性(68)=覚醒剤取締法違反の罪で実刑判決=が病死。男性は8月の公判で、幹部銃撃後の状況について「(部屋には幹部以外に)もう1人いたが逃げた」と供述。逃げたのは横山被告とみられている。

参照元 : 朝日新聞


組員射殺事件の通報者が死亡 拘置所内で倒れ、病死か

2016/11/8(火) 2:01配信

名古屋市中区新栄2丁目のマンションで7月、指定暴力団神戸山口組傘下組織の幹部(64)が射殺された事件で、現場に居合わせた通報者の男性(68)が今月5日に死亡していたことが関係者への取材で分かった。病死とみられる。

男性は名古屋拘置所内で倒れ、搬送先の病院で死亡が確認されたという。男性は射殺事件の前日、現場のマンションで覚醒剤を使ったとして覚醒剤取締法違反罪に問われ、懲役3年の実刑判決が確定していた。

男性は8月の公判で、幹部銃撃後の状況について「(部屋には幹部以外に)もう1人いたが『やばい』と言って逃げた」と供述。男性の弁護人は弁論で「(銃撃事件の)捜査にも協力している」と述べていた。

名古屋地検は9月、幹部を殺害したとして指定暴力団山口組弘道会系幹部ら3人を殺人罪などで起訴している。県警によると、3人は逮捕当時、黙秘や容疑を否認していた。

参照元 : 朝日新聞


病死?これは陰謀の匂いがプンプンしますね。

拘置所で突然倒れたぐらいで2人も立て続けに死にますか?

口封じ、もしくは報復の為に消されたのでは?

2016年11月5日土曜日

反社会的勢力などから金品をもらったり、逆に与えたりする行為は法的にどう扱われるのか?

反社会的勢力からモノをもらう行為、どこからが問題になる?

2016/11/4(金) 10:00配信



指定暴力団組員が10月31日のハロウィーンに、神戸市の神社で子どもにお菓子を配ったというニュースが報じられました。お菓子配りは、同日夕方に約1時間行われ、「お菓子を配っている」と声をかけられた子どももいたそうです。

オトナンサー編集部では今回、反社会的勢力などから金品をもらったり、逆に与えたりする行為は法的にどう扱われるのか、アディーレ法律事務所の吉岡一誠弁護士に取材しました。

暴力団排除条例は自治体によってばらつき
神戸のケースは子どもが対象でしたが、私たち大人が反社会的勢力から物を受け取った場合、何らかの罪に問われる可能性があるのでしょうか。

吉岡さんは「暴力団排除の趣旨から全国で整備された暴力団排除条例は自治体によって規定にばらつきがあります」とした上で、「東京都暴力団排除条例」を引き合いに「今回のように暴力団がハロウィーンにお菓子を配り、これを受け取ったとしても法的に問題はありません」と話します。

吉岡さんによると、法的問題が生じうるのは、毎年頻繁に暴力団員から贈答品をもらうなど「暴力団との親密な交際」が疑われるケース。その場合、「暴力団員と密接な関係を有する者」(暴排条例2条4号)にあたるとみなされ、都や事業者との各種契約ができなくなる可能性があるといいます。

活動を助長する利益供与は違反
それでは、私たちが反社会的勢力に金品を渡す行為は罪に問われるのでしょうか。

吉岡さんは「暴力団への違法な利益供与(暴排条例24条)にあたるとして、公安委員会から利益供与をしないよう勧告を受けたり(同27条)、利益供与が繰り返される場合には氏名が公表されたりする可能性があるほか(同29条)、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科される恐れがあります(同33条1項2号)」と指摘します。

ただし条例違反になるのは「暴力団の威力を利用することの対価として利益供与が行われる場合」(同24条1項)や、「暴力団の活動を助長したり暴力団の運営に資することとなることを知って利益供与が行われる場合」(同条3項)に限られるそう。

つまり、個人が日常生活において消費する日用品や食べ物を提供する、といった程度の利益供与行為は「条例違反にはならないでしょう」。

ちなみに、条例違反になるかどうかに金額の多寡は関係ないそうです。

参照元 : オトナンサー