2017年2月25日土曜日

倉庫で乾燥大麻を1万本を栽培していた指定暴力団「東組」系幹部ら再逮捕へ

最大規模…大麻草1万本を栽培か 暴力団幹部ら再逮捕へ

2017/2/22(水) 14:55配信



岐阜県揖斐川(いびがわ)町の倉庫で乾燥大麻を販売目的で所持していたとして、岐阜、奈良両県警が、指定暴力団東組系幹部ら男4人を大麻取締法違反(営利目的共同所持)容疑で現行犯逮捕していたことが、捜査関係者への取材でわかった。倉庫では約1万本の大麻草を栽培しており、両県警は同法違反(営利目的共同栽培)の疑いでこの4人を再逮捕する方針。

奈良県警は昨年10月、和歌山県かつらぎ町の建物で乾燥大麻を所持した疑いで東組系幹部の別の男らを現行犯逮捕し、大麻草1万1167本を押収。さらに11月には大麻草24本を栽培した疑いで再逮捕し、密売目的で大量栽培していたとみて、販売ルートの解明などを進めていた。

捜査関係者によると、この捜査の過程で、東組系のほかの幹部が岐阜県揖斐川町の倉庫で同様に大麻草を栽培していることが判明。今月9日、幹部ら4人を同法違反容疑で現行犯逮捕した。

倉庫は標高1千メートル以上の山のふもとにあり、鳥の声や沢のせせらぎが聞こえるような環境。平屋建ての2棟続きで、窓はカーテンが閉め切られ、外から内部が見えないようになっていた。

捜査関係者によると、屋内では大麻草の苗木を水耕栽培しており、収穫した大麻草を乾燥させる作業場もあった。押収した大麻草の一部には、栽培が難しいものの、幻覚作用が強く高値で取引される「バッズ(花穂)」と呼ばれる部分もあったという。

捜査当局によると、和歌山県の事件で押収された大麻草は、記録が残る2004年以降で全国最大の規模といい、成長した約4千本の推計末端価格は約20億円に上る。今回の岐阜県の事件はこれに匹敵する押収量となる。

捜査幹部は「近年、危険ドラッグを扱う店の摘発が相次ぎ、手に入りやすい大麻が若者を中心に広がっている恐れがある」と指摘している。

参照元 : 朝日新聞



指定暴力団「工藤会」の元幹部が証言「組に集まるみかじめ料は多い月で350万円になり、年間3千万~4千万円」

みかじめ料は年4千万円… 暴力団の集金、元幹部が証言

2017/2/23(木) 22:02配信



指定暴力団工藤会が市民らを襲撃したとされる一連の事件の公判で、工藤会2次団体の経理を任されていた元組幹部が23日、別の元工藤会系組幹部の公判で検察側の証人として福岡地裁で証言した。みかじめ料や上納金による工藤会のカネ集めの実情を告白した。

証言したのは、工藤会最大勢力の田中組の元事務局長。同組長で工藤会ナンバー3の菊地敬吾被告(44)と中学の同級生で、2015年5月に工藤会を離脱した。暴力団の中枢にいた人物が集金システムを公判で明かすのは異例だ。元事務局長は別室に入り、映像と音声を介して質問に答えた。

証言によると、組の収入源は組員から集める上納金と事業者からのみかじめ料。上納金は組員の立場によって組に2万~5万円、工藤会本体に3万~21万円を毎月払う。組織のために殺人事件などを起こして長期間服役した経験がある組員らは免除されていた。

みかじめ料は縄張りとしていた北九州市小倉北区の繁華街のスナックや性風俗店から組員が個々に集め、半額を組に入れる。例えば飲食店なら月10万円程度で、「なぜもらえるのか」と検察側が問うと「トラブルを処理するためです」と答えた。組に集まるみかじめ料は多い月で350万円になり、年間3千万~4千万円にのぼったという。

また臨時で菊地被告から数千万円規模の入金もあり、元事務局長は「パチンコ店や建設会社のみかじめと思っていた」。13~14年ごろには田中組だけで150人近い組員がおり、組には約1億2千万円の資産があった、とも述べた。

参照元 : 朝日新聞


指定暴力団山口組分裂から1年半、これまでに拳銃発砲などの対立抗争が19都道府県で43件発生、双方の組員など1917人が逮捕

山口組分裂から1年半 発砲など43件の抗争事件

2017/02/23 17:00



指定暴力団山口組が分裂してから1年半です。これまでに拳銃を発砲するなどの対立抗争が19都道府県で43件、発生しています。

警察庁・坂口正芳長官:「両団体の弱体化、壊滅を図って参る所存であります」

指定暴力団山口組はおととし8月に山口組と神戸山口組に分裂し、警察庁は去年3月、「対立抗争状態」と認定しました。これまでに、19都道府県で43件の抗争事件が起きています。

このうち発砲事件は6件、火炎瓶が投げ込まれる事件が3件で、抗争以外の事件も含め、双方の組員など1917人が逮捕されています。京都府に本部を置く指定暴力団会津小鉄会では先日、山口組と神戸山口組のどちらを支持するかを巡り、組織が分裂するなど両者の水面下での争いが続いています。

参照元 : テレ朝ニュース








クラクションに立腹し、男女4人を暴行した疑い 指定暴力団・山口組直系「極粋会」会長と「早野会」会長と「中島組」組長など6人逮捕

山口組直系組長3人ら逮捕 クラクションに立腹、ボコボコ 大阪

2017.2.23 17:36

車の通行をめぐってトラブルになった男性ら4人を殴って負傷させたとして、大阪府警捜査4課は23日、暴力行為処罰法違反や傷害などの疑いで、指定暴力団山口組直系「極粋会」会長、森尾昇容疑者(59)ら山口組直系組長3人を含む計6人を逮捕した。森尾容疑者は「事実無根」と容疑を否認している。

ほかに逮捕された直系組長は、「早野会」会長、鈴川憲司(48)と、「中島組」組長、里照仁(57)の2容疑者。

逮捕容疑は、共謀し昨年5月15日午前2時ごろ、大阪市生野区内の駐車場で、男性を取り囲んで「(山口組の)直参にけんか売ってどうなるか分かってるんやろうな」などと脅迫。

男性のほか、駆けつけた家族や知人ら3人を殴り、軽傷を負わせたとしている。

府警によると、森尾容疑者らは当時、現場近くの飲食店から車3台に分乗して移動する途中で、男性に車のクラクションを鳴らされ腹を立てたとみられる。

参照元 : 産経新聞


山口組直系組長3人など逮捕 捜索も

2017/2/24(金) 20:45配信



大阪市生野区の駐車場で男女4人を暴行した疑いで、指定暴力団・山口組の直系組長3人を含む6人が逮捕されました。

24日、警察が山口組系極粋会の事務所に捜索に入りました。 暴力行為等処罰法違反の疑いなどで逮捕されたのは、山口組系早野会会長・鈴川憲司容疑者(48)、山口組系極粋会会長・森尾昇容疑者(59)、山口組系中島組組長・里照仁容疑者(57)ら6人です。

鈴川容疑者らは去年5月、男性が乗った車からクラクションを鳴らされたことに腹を立て、大阪市生野区の駐車場で男女4人を取り囲み、顔面や腹部を殴りつけてけがをさせた疑いがもたれています。

警察によると、鈴川容疑者ら3人は「直参」と呼ばれる山口組の直系組長で、被害を受けた男性に対し「直参にけんか売ってどうなるか分かってるんやろうな」と脅迫したということです。

鈴川容疑者は黙秘し、他の5人の容疑者は容疑を否認しているということです。

参照元 : 関西テレビ















早野会



六代目早野会(はやのかい)は大阪府大阪市北区堂島1-5-35に本部を置き、大阪府大阪市平野区喜連西1-17-20に本家を置く暴力団で、六代目山口組の二次団体。

◆早野会系譜
初 代 - 早野亀次郎(大阪盛代初代島佐吉子分)
二代目 - 福原久義
三代目 - 忠津秀三郎
四代目 - 田井力造
五代目 - 高木廣美
六代目 - 鈴川驗二

◆六代目早野会組織図
会 長 - 鈴川驗二(六代目山口組若中・慶弔委員)
若 頭 - 小湊則男(三代目浅井組組長)

四代目早野会
五代目早野会(平成15年)
五代目早野会

参照元 : wiki/早野会

中島組(山口組)



二代目中島組(なかじまぐみ))大阪府大阪市淀川区十三元今里1-2-6に本部を置く暴力団で、六代目山口組の二次団体。

◆中島組系譜
初 代 - 中島利一
二代目 - 里 照仁

◆二代目中島組組織図
組 長 - 里 照仁(六代目山口組若中)
若 頭 - 郡 石一(三代目里組)

初代中島組

参照元 : wiki/中島組(山口組)

極粋会



極粋会(きょくすいかい)は大阪府東大阪市渋川町2-1-35に本部を置く暴力団で、六代目山口組の二次団体。

◆極粋会組織図
会 長 - 山下 昇(六代目山口組若中)

参照元 : wiki/極粋会


2017年2月18日土曜日

【ATM18億円引き出し事件】特定危険指定暴力団「工藤会」系組員ら6人を窃盗などの容疑で新たに逮捕

<ATM不正引き出し>工藤会系組員ら6人逮捕

2017/2/9(木) 20:15配信

17都府県のコンビニエンスストアの現金自動受払機(ATM)から18億円超が一斉に引き出された事件で、福岡、長崎両県警は9日、福岡市博多区寿町2、特定危険指定暴力団「工藤会」(北九州市)系組員、高橋良治容疑者(32)ら6人を窃盗などの容疑で新たに逮捕したと発表した。このうち高橋容疑者ら3人は現金引き出し役に対する指示役とみている。

逮捕容疑は、昨年5月15日朝、南アフリカのスタンダード銀行の偽造カードを使用して、福岡市や福岡県の春日市、那珂川町のコンビニ計7店のATMからそれぞれ30万~400万円を不正に引き出したとしている。県警は認否を明らかにしていない。

県警によると、指示役とみている3人は、知人などを引き出し役として勧誘し、カードを渡して手口の説明をしていた。同事件で福岡県警が逮捕したのは計22人になり、工藤会系組員は3人目。

参照元 : 毎日新聞


ATM18億円引き出し事件、新たに工藤会系組員ら逮捕

2017年2月9日18時15分

全国のコンビニエンスストアの現金自動出入機(ATM)から計18億円超が不正に引き出された事件で、福岡・長崎両県警は、新たに指定暴力団工藤会系組員高橋良治(32)=福岡市博多区寿町2丁目=と神戸山口組系組員藤原一(44)=住所不詳=の両容疑者ら計6人を窃盗容疑などで逮捕し、9日発表した。

この事件で両県警はすでに工藤会と神戸山口組系組員計3人を逮捕しており、両組織の関与についても調べる。

福岡県警によると、両容疑者は昨年5月15日朝、福岡市内のコンビニで偽造カードを使い、それぞれ30万円と50万円を不正に引き出した疑いがある。他の4人も同日、30万~400万円を引き出した疑いがある。県警は高橋容疑者は知人を誘った指示役、藤原容疑者は引き出し役とみている。

参照元 : 朝日新聞

【建設会社役員射殺事件】工藤会幹部ら組織犯罪処罰法違反罪で8人起訴

工藤会幹部ら8人起訴 会社役員射殺 4人は処分保留へ

2017/2/9(木) 17:08配信



北九州市小倉北区妙見町の建設会社役員内納(うちのう)敏博さん=当時(72)=が2011年、自宅前で射殺された事件で、福岡地検は9日、殺人罪などで特定危険指定暴力団工藤会(同市)幹部の瓜田太容疑者(53)=組織犯罪処罰法違反罪で起訴=ら計8人を福岡地裁に起訴した。

他に起訴されたのは同会系組幹部田口義高容疑者(51)=同=と同会系組幹部中西正雄容疑者(51)=同罪などで起訴=など7人。福岡県警はこの事件で12人を逮捕したが、4人については処分保留となる見込み。

起訴状などによると、8人は共謀して11年11月26日夜、内納さんの自宅前で拳銃を2回発砲し、うち1発を内納さんの首に命中させ殺害したとされる。検察は中西被告が殺害の実行犯とみている。

内納さんは型枠工事の会社を営み、地元では業界のリーダー的存在で、事件当時暴力団の排除運動に取り組んでいた。福岡地検小倉支部の高橋久志支部長は「一般人に対し拳銃を使った殺人で、組織の論理に基づいた凶悪な犯罪を起訴できたことは意義深い」とコメントした。

=2017/02/09付 西日本新聞夕刊=

参照元 : 西日本新聞



指定暴力団山口組系「淡海一家」高山総長(60)の収監逃れ手助けか!? 京都府立医大の医師らが虚偽の診断書作成の疑い

組長“収監逃れ” 京都府立医大が虚偽診断書作成か

2017/02/14 11:45



実刑判決が確定した後も病気を理由に服役していなかった暴力団組長について、京都府立医大の医師らが虚偽の診断書を作成した疑いがあるとして、京都府警が14日午前、病院を捜索しました。

(南出拓平記者報告)
診療時間中に家宅捜索が入ったことで、警察が入った時、患者やスタッフは一様に驚き、現場は物々しい雰囲気となりました。捜査関係者によりますと、京都府立医大の医師らはおととし、恐喝容疑で懲役8年の判決が確定した指定暴力団山口組系淡海一家の高山義友希総長(60)の健康状態を検察に報告した際、「腎臓手術の影響で刑務所への収監に耐えられる状況ではない」とする虚偽の診断書を提出した疑いが持たれています。

この診断書などにより、高山総長は刑務所への収監を免れていましたが、その後の捜査で実際には診断書が提出された時には容体が安定し、収監に問題がなかったことが分かり、14日午前に収監されました。

京都府立医大附属病院・吉村了勇院長:
「(Q.虚偽の診断書を書いた?)ないですね」
「(Q.事実無根?)そういう話がどこから出たのか僕らも分かりません」

また、学長など複数の病院幹部も取材に対し、「高山総長とは病院で会ったことがあるだけで、虚偽の診断書を書くことを依頼されたことはない」などと答えていました。

ただ、容疑が事実であるとすれば、暴力団と公立病院が結託し、司法制度を真っ向からだますという前代未聞の事件となり、警察は慎重に捜査をしています。

参照元 : テレ朝ニュース
















組長と学長が数回会食 京都府医大“虚偽診断書”

2017/02/16 11:48



京都府立医大付属病院が暴力団組長の虚偽の診断報告書を作成した疑いが持たれている事件で、大学の学長が京都府警OBの仲介で複数回、この組長と会食していたことが分かりました。

京都府立医大付属病院は、恐喝事件で懲役判決が確定した暴力団組長の健康状態について「収監に耐えられない」とする虚偽の報告書などを作成した疑いで家宅捜索を受けました。

その後の捜査関係者への取材で、府立医大の吉川敏一学長が数年前に京都府警OBの紹介でこの組長と知り合い、病院外で複数回、会食をしていたことが分かりました。

吉川学長は今週、ANNの取材に対し、「組長とは病院内で一度、会っただけで、食事をしたことはない」と疑惑を否定していました。警察は吉川学長の自宅も家宅捜索するなどして、2人の関係や診断報告書作成との関連を慎重に調べています。

参照元 : テレ朝ニュース












【報ステ】暴力団総長“収監逃れ”病院が便宜か

2017/02/14 23:30



おととし、恐喝容疑で懲役8年の実刑判決を受けたが「健康状態に問題がある」として約1年半、服役を免れていた指定暴力団山口組系淡海一家の高山義友希総長(60)が14日朝に収監された。

高山総長の病状は刑務所に入れないほど深刻なものではなかったが、京都府立医科大学附属病院の主治医が検察へ嘘の報告書を作成した疑いが持たれている。主治医は「院長に指示されてやった」と述べているという。

参照元 : テレ朝ニュース











淡海一家



淡海一家(おうみいっか)は滋賀県大津市長等1-5-22に本部を置き京都府京都市左京区下鴨宮河町52-2に本家を置く暴力団で、六代目山口組の二次団体。

◆淡海一家組織図
総 長 - 高山誠賢(六代目山口組若中)
若頭- 上野 隆
若頭補佐 - 山田浩二

参照元 : wiki/淡海一家

新宿区で知人女性の元交際相手の男性を恐喝した容疑で指定暴力団「松葉会」系の組幹部を逮捕

暴力団幹部が知人女の元交際相手を“恐喝”

2017/02/15 23:46



東京・新宿区で知人の女の元交際相手を恐喝したなどとして、暴力団幹部の男が逮捕されました。

指定暴力団松葉会系の組幹部・佐藤一敏容疑者(60)は去年11月、新宿区の飲食店に男性(32)を呼び出し、現金5万円を脅し取った疑いが持たれています。警視庁によりますと、被害者の男性は佐藤容疑者の知人の女(23)と事件の3カ月前まで交際していましたが、交際中の口論がきっかけで女は体調を崩して入院しました。

その後、女から相談を受けた佐藤容疑者が仲間とともに男性を呼び出して「入院費を払え」などと脅したということです。取り調べに対し、佐藤容疑者は「恐喝のことは知らないし、関わっていない」と容疑を否認しています。

参照元 : テレ朝ニュース





2017年2月3日金曜日

組織を追われ、日本に居れなくなった元大手暴力団組織の幹部が、台湾でヤバいシノギに手を染め大儲け

組織を追われた元ヤクザは海外で再起を目指す「裏風俗とケタミンのポン引きで月収数百万」

2017.01.29



1992年、暴対法が施行され、総会屋、地上げ、キリトリなど、いわゆる“民暴”を主な資金源にしていたヤクザは壊滅的なダメージを受けた。その後、04年改正暴対法の施行で使用者責任の追及が可能になり、暴力団組織の弱体化に繋がった。その余波は地方自治体にも波及したことは、歌舞伎町浄化作戦を見ても明らかだ。石原都知事(当時)が「ヤクザはヤクザでしかない!」と声を荒げ、歌舞伎町内に50台もの防犯カメラを設置。資金源となっていたみかじめ料の不支払いを徹底したのだ。

さらに、08年に改正がなされ、使用者責任の範囲が拡大される。そして10年に全国初の暴力団排除条例が福岡で定められると、翌年には全都道府県で施行されるに至った。彼らの銀行は凍結させられ、不動産は借りられないという悲惨な状況。その結果、組を離れる者、解散する組織が多数出るなど昨今の懐事情は厳しくなったといえる。

では、行き場を失った元ヤクザたちはどこに向かうのか――。

次第に、組織には属さない“半グレ”と呼ばれるギャング化した集団が台頭する。組織を追われた元ヤクザのなかには、海外でヤバいシノギに手を染めている輩も……。

異国の地・台湾でポン引きをする元ヤクザ

現在は半グレとして暗躍するA氏と出会ったのは異国の地・台湾の某所。多くの酔客とポン引きで賑わう繁華街付近だ。



台湾は、一部のエリアでは“売春OK”という風俗大国。お持ち帰り前提のKTVと呼ばれるキャバクラをはじめ、本番アリのサウナ、そして141というピンポンマンション(日本では昔のマンヘルにあたる)にピンサロまである。しかし、どの風俗も平均2万円台はするので結構高め……。

そこで、女の子と格安でイチャイチャしたい場合、ポン引きに頼るしかない。およそ1万2千円前後で遊ぶことができる。とはいえ、日本と同じでボッタクリか優良店かは運次第である。

さておき、表向きは完全なカラオケ店。しかし、その実態は……という怪しい店とポン引きが多く集まるのが、A氏と出会ったこのエリアなのである。

「お兄ちゃん、ちょい待ちぃ~や! 日本人やろ!? 女の子でも探してんのかい!?」

そんなポン引きたちのなかで流暢な関西弁。懐にスッと入ってくる柔らかい物腰。どうやら彼は、日本人のようだ。年齢は30代半ばごろ。黒髪短髪に鋭い目つき。彼がカタギではないことは一目瞭然だった。

だが、異国の地で会った同胞。彼がなぜこのような地でポン引きをしているのか。筆者はアウトロー雑誌にも寄稿していたライターである。ネタ元のなかに共通の知人がいることも発覚し、すぐに意気投合。彼の“城”だという店で飲みながら、詳しい話を聞かせてもらえることになったのだ。



A氏の正体はシノギに失敗した元大手組織の幹部

「命は狙われたくないからケジメだけはシッカリとつけてきたで」

A氏が失った小指を見せながらニヤリと笑う。彼の素性は元大手組織の幹部。だが、シノギで下手を打ってしまい、日本にはいられなくなった挙げ句、ツテを辿って台湾に来たのだという。

もちろん、裏ルートのツテ。就いた仕事は、非合法な売春の斡旋業務だった。「慣れない北京語に苦労したよ」とA氏は振り返るが、日本でも風俗店を経営していた経験があり、台湾でも徐々にその頭角を現した。違法ではあるが、今では売春を斡旋するカラオケ店を切り盛りする、一国一城の主だ。

親日国家である台湾には多くの日本企業があり、政府観光局の統計データによると日本人訪問者数は年間160万人を超えると言われる。要するに、その日本人たちを裏風俗へと斡旋するのがA氏の仕事。とはいえ、同じ日本人からぼったくることは絶対にしないのが彼の信条。主にぼったくるターゲットは富裕層の中国人だという。



しかし、そればかりが彼の仕事ではない。そこで見たのは驚愕の出来事だった……。

ケタミンを風俗嬢に売り捌いて大儲け

「じつは、これがいちばん儲かるんや」

そう言って、おもむろに白い粉をサ~っと机の上に引き始めたA氏。キレイな1本線を作ったかと思うと、鼻からズ、ズ、ズ、ズ~ッと一気に吸引したのだ。「コカイン?」と一瞬思ったが、どうやらケタミンらしい。ケタミンとは、麻酔薬である。だが、立派に麻薬指定されており、吸引すると、重力がド~ンと増すような全身の気怠さを感じることが特徴だ。

日本では1999年頃、全身は硬直しているが視界のみは良好という幽体離脱のような感覚「Kホール」に若者たちが夢中になった。このケタミン、本来は動物のゾウにも使用されるほど強力な麻酔薬。死亡者が相次ぎ、社会問題として取り沙汰されることもあった。

そのケタミンが、台湾の風俗嬢に流行っているのだという。A氏が言うにはこうだ。

「日本の風俗嬢でもハマるヤツが続出したんで、台湾でもイケるんちゃうのかなと。そしたら案の定や。ケタミンを使えば、リラックスして寝られるからな。ストレス社会にはもってこいや」

つまり、A氏こそが台湾の風俗嬢にケタミンを蔓延させた張本人だったのだ。

「日本では入手が難しいと言われているケタミンも、台湾では簡単に手に入るんや。主な材料の入手先はマレーシアやで」

日本への密輸も視野に半グレ事業を拡大

こうしてヤクザ組織を追われたあとも半グレとして月に数百万を稼ぎ出し、成功の味をしめたA氏。今後は昔の仲間たちを集め、日本へケタミンを密輸する段取りを進めているそうだ。もちろん、その仲間たちもヤクザではない。“元”ヤクザだ。

要するに、半グレとなった元ヤクザたちは、半ではなく、グレッグレのヤクザとなんら変わりがないのである。たとえ転んでもタダでは起きない姿勢に感心せざるをえないが、秩序がないぶん、ヤクザよりもタチが悪いのではなかろうか。

取り締まれば地下に潜るという無限ループのいたちごっこ。そんな彼らの台頭に恐怖を感じずにはいられない。

<取材・文/チャッキー>

参照元 : 日刊SPA!


日本のヤクザと海外の繋がり

中国、台湾、フィリピンなど。海外組織に詳しい反社会勢力によれば、それらと組んで覚醒剤や拳銃を密輸入しているらしい。

中国や台湾の犯罪組織とつるんで「オレオレ詐欺」もやっている。中国に詐欺グループの拠点を置いて、そこに日本人の「掛け子」を集めて終日、日本にだましの電話を掛けている。 実際に中国で掛け子をやっていた日本人の話では、「中国語をしゃべるボスの指示で1日に500件の電話を掛けさせられた」とか。

2017年2月2日木曜日

条例で禁止されている小学校近くの区域に組事務所を設けたとして、指定暴力団合田一家トップで総長(75)逮捕

小学校近くに組事務所開設容疑、暴力団総長を逮捕 山口

2017/1/31(火) 13:37配信



条例で禁止されている小学校近くの区域に組事務所を設けたとして、山口県警は31日、指定暴力団合田一家(本部・山口県下関市)トップで総長の末広誠容疑者(75)=同市=ら3人を県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕し、発表した。

発表によると末広容疑者らは、昨年11月17日ごろ同市田中町で、条例が禁止している小学校から200メートル以内の区域に2次団体の事務所を開設し、その後、事務所を運営した疑いがある。認否は明らかにしていない。

合田一家は山口県内で最大の指定暴力団。県警によると今年1月1日現在で県内などに約230人の構成員らがいるという。

参照元 : 朝日新聞

合田一家



合田一家(ごうだいっか)は、山口県下関市に本部を置く暴力団。指定暴力団であり、構成員数は2015年末の時点で約100人。

略歴
篭寅組の代貸であった合田幸一が1948年(昭和23年)頃に下関市を本拠地として『合田組』を結成。これを直接の起源とする。1968年(昭和43年)をもって『合田一家』と名を変え、その後数代を経てゆく過程で反目勢力との対立抗争を繰り返しながら勢力を拡大していった。1987年(昭和62年)に山中大康こと李大康が五代目を襲名したのち、山口県下の反目勢力を次々と吸収、県全域を勢力範囲とするまでになった。

初代籠寅組
保良浅之助が設立した。
詳細は「保良浅之助」を参照

二代目籠寅組
保良浅之助の長男・保良寅之助が籠寅組二代目を継いだ。

合田組・初代合田一家
昭和23年(1948年)頃、合田幸一が籠寅組を引き継ぐ形で合田組を設立した。合田幸一は、籠寅組の代紋を継いだが、恐れ多いとの事で籠寅組の家名は継がなかった。
昭和45年(1970年)、合田幸一の提唱により反山口組同盟・関西二十日会が結成された。加盟組織は、合田一家、大阪市の松田組、神戸市の忠成会、姫路市の木下会、岡山市の浅野組、広島市の共政会、北九州市の工藤会など。

昭和63年(1988年)、西日本二十日会が結成された。関西二十日会とは違い、特に山口組を仮想敵とするわけではなかった。西日本二十日会の加盟団体は、唐津市の西部連合、下関市の合田一家、広島市の共政会、尾道市の侠道会、笠岡市の浅野組、松山市の松山連合会、岡山市の木下会、徳島市の勝浦会、高松市の親和会、大阪市の波谷組だった。

五代目合田一家
平成4年(1992年)7月27日、山口県公安委員会から指定暴力団に指定された。

六代目合田一家
平成6年(1994年)2月、合田一家若頭・温井完治が合田一家六代目を継いだ。五代目山口組舎弟頭補佐・大石誉夫(後の六代目山口組顧問)が後見人となった。
平成8年(1996年)2月、四代目共政会、二代目俠道会、三代目浅野組、六代目合田一家、親和会は、親睦会「五社会」を結成した。

七代目合田一家
総長温井完治の引退を受け、六代目体制の最高幹部であった傘下四代目小桜組の末広誠が2009年の9月に七代目を襲名。

歴代総長
籠寅組初代 :保良浅之助
籠寅組二代目 :保良寅之助
合田一家初代 :合田幸一
合田一家二代目:浜部一郎
合田一家三代目:浜崎 彰
合田一家四代目:川崎友治
合田一家五代目:山中大康
合田一家六代目:温井完治
合田一家七代目:末広誠こと金教煥

最高幹部
総長 - 末広誠こと金教煥
総長補佐 - 岡村忠雄
舎弟頭 - 岡村吉衛(岡吉組組長)
若頭 - 新井鐘吉こと朴鐘吉(五代目小桜組組長)
本部長 - 片山洋二郎 (片山組組長)
幹事長 - 皿田正信 (二代目岡村組組長)
組織委員長 - 橋本鋭二 (橋本組組長)
慶弔委員長 - 三好俊市郎(五代目甲斐組組長)
総務委員長 - 琴村鉄男 (琴村組組長)
事務局長 -
舎弟- 早田義雄 (二代目中川組組長)- 岡田健治 (三代目倉重組組長) - 大藤担介 (二代目阿部組組長) - 田中久夫 (田中久組組長)

参照元 : wiki/合田一家





【山口組分裂騒動】指定暴力団「神戸山口組」傘下の暴力団幹部を射殺した山本被告に無期懲役の判決

山口組、神戸山口組対立から…無期懲役判決

2017/1/30(月) 20:55配信



去年、対立関係にある指定暴力団「神戸山口組」傘下の暴力団幹部を射殺したとして殺人などの罪に問われている男の判決公判が岡山地方裁判所で開かれ、無期懲役の判決が言い渡された。

無期懲役の判決を受けたのは、愛知県半田市の暴力団組員・山本英之被告(32)。判決によると山本被告は去年5月、岡山市南区のマンション駐車場で指定暴力団「神戸山口組」傘下の暴力団幹部を射殺したもの。

30日の判決で松田道別裁判長は、事件の背景を「組織的な動機に基づく犯行」と指摘した。その上で近隣住民のみならず国民全体に非常に大きな不安と恐怖を与えたとして、検察の求刑通り無期懲役を言い渡した。

この事件は山口組と神戸山口組の対立関係の中で発生したもので、被告への報復などに備えるため、30日の判決言い渡しは裁判所の周囲を警察官が警戒にあたる中で行われた。

参照元 : 日本テレビ系(NNN)