2017年2月18日土曜日

【建設会社役員射殺事件】工藤会幹部ら組織犯罪処罰法違反罪で8人起訴

工藤会幹部ら8人起訴 会社役員射殺 4人は処分保留へ

2017/2/9(木) 17:08配信



北九州市小倉北区妙見町の建設会社役員内納(うちのう)敏博さん=当時(72)=が2011年、自宅前で射殺された事件で、福岡地検は9日、殺人罪などで特定危険指定暴力団工藤会(同市)幹部の瓜田太容疑者(53)=組織犯罪処罰法違反罪で起訴=ら計8人を福岡地裁に起訴した。

他に起訴されたのは同会系組幹部田口義高容疑者(51)=同=と同会系組幹部中西正雄容疑者(51)=同罪などで起訴=など7人。福岡県警はこの事件で12人を逮捕したが、4人については処分保留となる見込み。

起訴状などによると、8人は共謀して11年11月26日夜、内納さんの自宅前で拳銃を2回発砲し、うち1発を内納さんの首に命中させ殺害したとされる。検察は中西被告が殺害の実行犯とみている。

内納さんは型枠工事の会社を営み、地元では業界のリーダー的存在で、事件当時暴力団の排除運動に取り組んでいた。福岡地検小倉支部の高橋久志支部長は「一般人に対し拳銃を使った殺人で、組織の論理に基づいた凶悪な犯罪を起訴できたことは意義深い」とコメントした。

=2017/02/09付 西日本新聞夕刊=

参照元 : 西日本新聞



0 件のコメント:

コメントを投稿